コメント

プログラミングの環境を持つ事が出来たと思いマスので
それでは早速プログラミングをする、と言いたい所ですが、

今回は基礎中の基礎の基礎、「コメント」 について説明します。

一言で言うと コメントとは、ソースコード中のコメント = メモ書き です。

コメントの概念は全プログラミング言語に共通してアリマス。(多分。)

もしあなたが
10年前に自分自身が書いた何か分からないけど解読しなければ夜も眠れない
非常に魔力がある100000行以上あるキモイソースコード

を見たとき、コメントが無かったら1行ずつ解読しなければなりません。

1行を1秒で解読できる超人が居ても、約28時間 掛かります。

もし、ソースコードの1行目に 「ファイルを検索するプログラム」 と書いてあったのならば
前述の恐怖の作業は全く不要です。

また、第3者が見た場合も然りデス。

コメントは絶対に必要です。
例え小さなプログラムであっても1行目にプログラムの概要を
書いて置けば必ず後で役に立ちます。



前置きがなりましたが、
以下のサンプルを見て下さい。

/* 2006.01.07 土曜日 */
#include <stdio.h>

int main(void){
/* 何を書いても大丈夫なコメントデス。 */
/*




*/
printf("Welcome! LSI-C86 for WindowsXP");
return 0;
}

こんな感じで、使います。

使い方は、/* と、*/で括られた部分がコメントとなります。


#include <stdio.h>

int main(void){

/*
*********************************************************
*
* こんな事だってデキル。
* 以下の様に、ライセンスを書くのもイイ。
*
* Copyright(C) 2003-2006 the Siamese Cat
* Nick.L.T, 2006 January 7th.
*
*********************************************************
*/




/* ※1

/*コメントの中にコメントを書く事も出来ますがかなり無意味デス。
しかも、コメントが二重になるので※1はココでコメント終了になります。
*/



/*

printf("ココはコメントなので、実行されません。");

*/


printf("/*ココは、表示されるでしょうかされないでしょうか?@*/");
printf(""/*ココは、表示されるでしょうかされないでしょうかA?*/);

return 0;
}

△以上の様な使い方があります。(緑色はコメントされている所)

▽今回最も重要な所は、ココです。
printf("/*ココは、表示されるでしょうかされないでしょうか?@*/");
printf(""/*ココは、表示されるでしょうかされないでしょうかA?*/);
""で括られた部分はどんな文字が来ようが、問答無用で無視されます。
(" <- この記号はダブルクォーテーションと言います)

しかし、2番目の""クォーテーションで囲まれた以外のコメントは有効なので、
Aの方は表示されません。

ちなみに、printf("あああ") と表示したい時は 、

printf("printf(\"あああ\");");

以上の様に書きます。

ダブルクォーテーションを表示したい時は、クォーテーションの前に
\ 円記号を付けて表します。

もし、\記号を付け忘れると エラーの嵐が返って来ます。


今回はコレで終わり。


//あとがき
//C言語よりも便利なC++言語では、
//コレがコメントアウトになります。(スラッシュ記号を2つ分)